11月8日、新潟県の某医療系大学において、学生向けの特別講演を行ってまいりました。
テーマは、
『自分の潜在能力を100%発揮する技術』。
実は今回、今までにない依頼を頂きまして、
「国家試験合格に向けて、受験生たちを動機づけする」という重要なミッションだったのです。

先生に話をうかがってみると、やはり昨今色々と話題になっておりますが、
学生の質の多様化が叫ばれている中、ことこの「国家試験受験」ということにすら、
動機づけが難しくなってきている現状があるようなのです。
今ドキと言ってしまえば、それまでですが・・
私は「何とかお手伝いしたい!」と即断即決でした。
手法は、もうグループコーチングしかない!と最初から思っていました。
これは前代未聞の取り組みです。
1時間半の中で、最初に少しだけレクチャー。
「コーチングの原則」「目標設定するということ」「自信のつけ方」「感情のデザインのしかた」について、
今すぐできることをご紹介しました。

そこからは、全てコーチング。
質問は後で数えたら全部で17個ありましたね(笑)
全てに流れを作りながら構成し、1個1個ワーク形式でシートに書き込んでもらい、
区切りのいい所で隣の人とシェアし合ってもらいました。
そのプロセスを通じて、色々と意図を解説しながら、
気付きを徹底的にインストールしていく手法を取りました。
さぁ、これがどの程度機能したかは、後でアンケートを見ないと分かりませんが、
皆さん楽しみながら、そして悩みながら取り組んで下さいました。

臨床実習教育や新人教育でも皆さんすでにお感じかもしれませんが、
今、これまでの手法が本当にうまくいかなくなってきています。
今回のように、こと「国家試験」という目標があったとしても、
なかなかエンジンがかからない。障害や指摘されることに対して、異常に弱い。
「何とかなるのではないか」と甘く考えている。
こんな傾向が散見されるかもしれません。
そこで今回は、感情を焚き付ける目的で、周到に質問とフローを練りました。
1.目標設定と現在地の確認
2.そもそもの目的に立ち返る
3.未来をとことん描く
4.今できることは何なのか?
5.痛みと快楽で行動を条件づける
6.未来記憶をつくる
7.より大きな意味性を確認流れとしては、このような感じでしょうか。
イメージとしては、国家試験が受かることは当然として、
そこから先の未来や意味性をありありと描いていくことを大事にしました。
結局、
やるのも受かるのも自分次第。
やる気がないのではなく、やる気になるような心の状態になっていないだけ。
このような時代だからこそ、いよいよコーチングが必要になってきているのかもしれません。
自分自身、コーチングの可能性をとことん感じさせてもらった講演になりました。
このような機会を与えて下さいまして、ありがとうございました。
学生の皆さん、自分を信じて、“本気”を出してやっていきましょう。
必ずうまくいくと信じています!!
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posted by アニキコーチ at 22:50
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